睡眠導入剤の混入から改めて考えるドーピング問題

睡眠導入剤の混入から改めて考えるドーピング問題

医薬品メーカーが製造した治療薬に、睡眠導入剤が混入していたとするニュースをご存知の方も多いかと思います。

*写真はイメージです。

 

亡くなられた方、意識を失って交通事故を起こした方もいらっしゃるそうです。混入していた睡眠導入剤の量は通常摂取量の約2.5倍ほどだそうです。

 

現段階のニュースを聞いている範囲では、製造工程で目減りした成分を補充する際に、誤って睡眠導入剤を入れたことが原因のようです。

 

 

医薬品の製造工程においてこのようなことが起こるのか?

と信じられない出来事ですね。

 

 

この問題は、私達アスリートにおいても非常に考えさせられる出来事です。

 

 

以前、日本において、医師が処方した(ドーピング禁止成分が混入していないとする医薬品)医薬品を摂取したアスリートがドーピング検査で陽性となった事件がありました。

 

 

この時の原因は、当該医薬品の原薬製造元の製造ラインにドーピング禁止成分が残留していたことが原因と発表されました。

 

 

日本にはスポーツファーマシストと呼ばれる、JADAの定める所定の過程を修めたアンチ・ドーピングに関して詳しい薬剤師さんがいらっしゃいます。

 

 

弊社の商品をご利用いただいているアスリートの方でも、スポーツファーマシストさんに、医師に処方された処方薬に関して問い合わせをされたことのある方は多くいらっしゃるかと思います。

 

 

スポーツファーマシストさんは当然、リストを見て飲める薬かどうかをアドバイスしてくださるのですが、先ほどご紹介した医薬品へのドーピング禁止成分混入事件や、今回の睡眠導入剤混入の件のように本来入っていないはずの成分が入っていた場合は、もちろん防ぐことはできません。

 

 

こういった問題を防ぐには結局のところ、製造した全ロットに関してドーピング検査を実施して、検査結果を確認してから販売を開始するしかありません。

 

 

大手メーカーさんにとっては、ドーピング検査費用はそれほど問題視することではありませんが(弊社のドーピング検査関係費用は2020年で300万円ほど)、販売計画状は非常に難しい選択になりますので、結局のところ、全ロット検査をし、さらに検査結果が出るまで販売を待機する会社はほとんどなく、月毎に市場に出ている商品のブラインド検査をすることが主流となっています。

 

 

ブラインド検査と聞くとフェアで安全なイメージがありますが、ようは検査をしていない、すでに販売中の製品に関して月毎に検査しているだけですので、この製品にドーピング陽性となる成分が入っていた場合は、アスリートさんは既に摂取してしまった後ということになります。

 

 

弊社では今後も全商品の全ロットを出荷前に検査し、検査結果を確認してから販売を開始していきますのでご安心ください。

 

 

PPN阿久津貴史

┏ ───────────────── ┓
  常識なんて捨ててしまえ!
 アスリートサプリは、PPN。
  URL: https://theppn.jp/
┗ ───────────────── ┛
〜アスリートのための、最高のサプリメントを追求する〜

1.アスリートの安全、安心の追求
2.「体感」の追求
3.裏付けのある原料の追求
4.同一原料の中で最高品質原料の追求
5.常識に捉われない、真似をしない製品開発の追求

株式会社ピークパフォーマンスニュートリション
*PPNは「体感」と「アンチドーピング」世界一への挑戦をしています。


この投稿をシェアする