TYPE II
COLLAGEN
軟骨の構造を支える。
関節軟骨を構成する主要なコラーゲンのひとつ、Ⅱ型コラーゲン。 その中でも「非変性Ⅱ型コラーゲン」は、 本来の立体構造を維持していることに特徴があります。
PPNが注目するのは、 単にコラーゲンを摂取するという考え方ではありません。
なぜ、“非変性”であることが重要なのか。
コラーゲンには複数の種類があり、 それぞれ体内で異なる組織を構成しています。
皮膚や骨などに広く存在するⅠ型コラーゲンに対し、 Ⅱ型コラーゲンは関節軟骨を構成する主要なコラーゲンです。
関節軟骨では、Ⅱ型コラーゲンがつくる構造の中に プロテオグリカンなどが存在し、 多くの水分を保持しながら関節に加わる負荷を受け止めています。
つまりⅡ型コラーゲンは、 関節軟骨の構造を考えるうえで欠かすことのできない存在です。
関節軟骨は、ひとつの成分だけで成り立っているわけではありません。
軟骨の構造を支える。
水分を保持する。
圧力を受け止める。
コラーゲンは、3本の鎖が組み合わさった 特徴的な三重らせん構造を持っています。
熱や強い処理などによって、 この本来の立体構造が変化した状態を「変性」と呼びます。
一方、非変性Ⅱ型コラーゲンは、 本来の立体構造を維持したⅡ型コラーゲンです。
この違いは、単なる製造方法の違いではありません。
非変性Ⅱ型コラーゲンでは、 その立体構造に由来する特徴が保たれているため、 通常のコラーゲンとは異なる視点から研究されています。
本来の立体構造を維持
本来の構造が変化
ここで重要なのは「非変性の方がすべての目的で優れている」 という意味ではありません。 構造が異なることで、研究されている作用の考え方も異なります。
一般的なコラーゲン摂取では、 消化されたアミノ酸やペプチドを 体内で利用するという考え方があります。
一方、非変性Ⅱ型コラーゲンでは、 本来の立体構造を維持していることによって、 腸管の免疫システムとの相互作用が研究されています。
その中心となる考え方が、 経口免疫寛容(Oral Tolerance)です。
私たちの免疫システムは、 口から入ってくるすべての物質に強く反応するわけではありません。 腸管には、取り込まれた物質を認識し、 過剰な免疫反応を調整する仕組みがあります。
非変性Ⅱ型コラーゲンでは、 この仕組みが関節との関係に関与すると考えられています。
本来の立体構造を維持
腸管の免疫システムによる認識
経口免疫寛容
関節との関係を研究
非変性Ⅱ型コラーゲンの作用機序については、 腸管免疫を介した経口免疫寛容の関与が考えられていますが、 正確な生化学的メカニズムのすべてが確立されているわけではありません。
2009年、Crowleyらは膝の変形性関節症を有する52名を対象に、 非変性Ⅱ型コラーゲンと グルコサミン+コンドロイチンを比較する臨床試験を実施しました。
評価されたのは、膝の痛みだけではありません。 痛み、こわばり、身体機能など、 日常生活と関係する複数の指標が評価されました。
非変性Ⅱ型コラーゲン群では、 WOMAC、VAS、Lequesne機能指数など、 膝の状態を評価する複数の指標で ベースラインからの改善が報告されています。
膝OAを有する被験者
試験期間
無作為化比較試験
この研究では、すべての総合指標で比較群に対する 有意な群間差が確認されたわけではありません。 PPNでは、一部の数字だけを切り取るのではなく、 研究全体を確認したうえでエビデンスを評価します。
Crowley DC, et al. Safety and efficacy of undenatured type II collagen in the treatment of osteoarthritis of the knee: a clinical trial. Int J Med Sci. 2009;6(6):312–321.
Shiojimaらは、OA・RAと診断されていない一方、
膝に不快感や痛みのある20歳以上75歳未満の日本人男女を対象として、
NEXT-II®を12週間継続摂取する
無作為化・二重盲検・プラセボ対照並行群試験を実施しました。
主要評価項目は膝関節の他動的可動域。
さらに、膝の状態、歩行、階段昇降、 腰部の状態まで幅広く評価されました。
無作為化
試験完遂
継続摂取
日本人男女
膝関節の他動的可動域
JKOM・膝の違和感
10m歩行
階段昇降
腰部の状態
主要評価項目である膝関節の他動的可動域では、 12週時点の可動角度がプラセボ群136.4°に対してNEXT-II®群139.9°となり、 群間差が認められました(p < 0.05)。 0週から12週までの変化量も、プラセボ群5.7°に対してNEXT-II®群10.6°で、 群間差が認められています(p < 0.01)。 さらに、JKOM、膝の不快感、10m歩行、階段昇降など、 複数の副次評価項目でも群間差が確認されました。
膝関節可動域では4・8週にもNEXT-II®群内で改善がみられましたが、 プラセボ群との群間差が確認されたのは12週時点です。 群内変化と群間差を区別して評価する必要があります。
Shiojima Y, et al. Efficacy and Safety of Dietary Undenatured Type II Collagen on Joint and Motor Function in Healthy Volunteers: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Study. Journal of the American Nutrition Association. 2023;42(3):224–241.
VIEW STUDY ↗PPNが原料を評価するとき、 成分名だけを見ることはありません。
どのような原料が使われ、 どのような対象者に、 どのような条件で研究されているのか。
研究されている原料を選び、 その研究内容を確認したうえで製品設計へ落とし込む。
それがPPNの原料選択の基本です。
研究を読む。
原料を選ぶ。
処方に落とし込む。
360' PROJOINT 2.0は、 関節を一つの成分だけで考えていません。
コラーゲンには複数の種類があります。 Ⅱ型コラーゲンは、関節軟骨を構成する主要なコラーゲンのひとつです。 皮膚や骨などに広く存在するⅠ型コラーゲンとは、 主に存在する組織や役割が異なります。
コラーゲンが本来持つ立体構造を維持している状態を指します。 非変性Ⅱ型コラーゲンでは、この構造に由来する特徴が保たれているため、 通常のコラーゲンとは異なる視点から研究されています。
コラーゲンペプチドは、コラーゲンを加水分解して より小さなペプチドにしたものです。 一方、非変性Ⅱ型コラーゲンでは、 本来の立体構造を維持していること自体が重要な特徴です。 そのため、両者は同じ「コラーゲン」であっても 研究されている作用の考え方が異なります。
口から入ってくる物質に対して、 免疫システムが必要以上に反応しないよう調整する仕組みです。 非変性Ⅱ型コラーゲンでは、 腸管免疫を介したこの仕組みが作用に関与すると考えられています。
NEXT-II®は鶏胸骨軟骨を原料とする 非変性Ⅱ型コラーゲン含有原料です。 PPNでは360' PROJOINT 2.0に採用しています。 日本人を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験も報告されています。
はい。健康な日本人男女を対象として、 NEXT-II®を12週間継続摂取した 無作為化二重盲検プラセボ対照試験が報告されています。 膝関節可動域を主要評価項目とし、 膝の状態、歩行、階段昇降なども評価されています。
はい。Ⅱ型コラーゲンとプロテオグリカンは、 どちらも関節軟骨と深く関係していますが、 軟骨内での構造的な役割や研究されている作用は異なります。 PPNでは、それぞれを異なる視点から評価し、 360' PROJOINT 2.0の処方に組み込んでいます。
Safety and efficacy of undenatured type II collagen in the treatment of osteoarthritis of the knee: a clinical trial. International Journal of Medical Sciences. 2009;6(6):312–321.
VIEW PAPER ↗Efficacy and Safety of Dietary Undenatured Type II Collagen on Joint and Motor Function in Healthy Volunteers: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Study. Journal of the American Nutrition Association. 2023;42(3):224–241.
VIEW PAPER ↗関節軟骨は、単なる消耗品ではありません。
その構造を支えるⅡ型コラーゲン。 水分を保持するプロテオグリカン。 そして、それらを取り巻く生体の仕組み。
非変性Ⅱ型コラーゲンの研究は、 「何を補給するか」だけではなく、 「身体がそれをどう認識するか」という 新しい視点を与えてくれます。
PPNは、研究を読み、原料を選び、 その知見を製品設計へ落とし込みます。