PPN / HOW TO USE / 02
NUTRITION STRATEGY

INTRA WORKOUT.

FUEL THE WORK.
SUPPORT THE ADAPTATION.

運動中の栄養補給は、
炭水化物だけで十分なのか。

長時間・高強度の運動では、エネルギー供給だけでなく、 筋タンパク質代謝や回復まで考慮した栄養戦略が重要です。
炭水化物とタンパク質を組み合わせる。 最新のスポーツ栄養学の研究から、その科学的根拠を読み解きます。

02 / DURING TRAINING SCROLL TO EXPLORE ↓
01 / THE PRINCIPLE

BEYOND
ENERGY
SUPPLY.

運動中の栄養補給を、
エネルギー補給だけで終わらせない。

長時間にわたり、高い強度で身体を酷使するアスリート。 その運動中に必要なのは、水分とエネルギーの補給だけでしょうか。

筋肉は運動中もタンパク質の合成と分解を繰り返しています。 また、激しい運動では筋グリコーゲンが消費され、 身体には大きな代謝的負荷がかかります。

炭水化物(CHO)は運動中のエネルギー供給を支え、 タンパク質(PRO)は筋タンパク質代謝に必要な アミノ酸を供給します。

PPNは、長時間・高強度のトレーニングを行うアスリートに対し、 CHOとPROを組み合わせた運動中の栄養補給を推奨しています。

PPN PERSPECTIVE

運動パフォーマンスと筋肉の適応、 そして次のトレーニングまでを見据える。

これがPPNの考えるINTRA WORKOUTです。

02 / FOUR NUTRITION STRATEGIES

WHAT YOU
DRINK MATTERS.

運動中、何を摂取するか。
4つの栄養補給方法を比較する。

01 / WATER ONLY

WATER.

水分補給

運動中の水分補給は不可欠です。 しかし、水だけではエネルギー源となるCHOも、 筋タンパク質の材料となるアミノ酸も供給できません。

HYDRATION
02 / CARBOHYDRATE

CHO.

炭水化物

血糖の維持とエネルギー供給を支えます。 レジスタンス運動では、筋グリコーゲンの減少や コルチゾール応答に影響することも報告されています。

ENERGY GLYCOGEN
03 / PROTEIN & AMINO ACIDS

PRO.

タンパク質・アミノ酸

筋タンパク質合成に必要なアミノ酸を供給します。 一方、長時間・高強度の運動に必要な 炭水化物を十分に補給することはできません。

AMINO ACIDS MUSCLE
KEY IDEA

CHOとPROには、それぞれ異なる役割があります。 運動中に両方を供給する混合摂取は、 最新のスポーツ栄養学の研究知見に基づく栄養補給戦略の一つです。

以下では、この考え方を支える持久系・筋力系の研究結果を紹介します。

03 / SCIENTIFIC EVIDENCE — ENDURANCE

+8.53
MINUTES.

運動中のCHO+PRO混合摂取によって、 疲労困憊までの運動継続時間が有意に延長。

NIELSEN ET AL. / 2020

TIME TO
EXHAUSTION.

+8.53
MINUTES

CHO+PRO混合摂取群とCHO単独摂取群の平均差。 運動中摂取に関する9試験、121名の統合結果。

95% CI: +3.52 to +13.53 min
p = 0.0008 / I² = 0%
9 TRIALS / 121 PARTICIPANTS

炭水化物だけでなく、
タンパク質も組み合わせる。

Nielsen et al.(2020)は、 CHO+PRO混合摂取とCHO単独摂取が 持久性パフォーマンスに与える影響を検討した システマティックレビュー・メタアナリシスです。

運動中の摂取を含む9試験のデータを統合した結果、 CHO+PRO群ではCHO単独群と比較して、 疲労困憊までの運動継続時間(TTE)が 平均8.53分、有意に延長しました。

長時間の持久性運動に取り組むアスリートにとって、 運動中の栄養補給をCHO単独で完結させない理由の一つになります。

SCIENTIFIC NOTE

8.53分は対象試験を統合した平均差です。 個々のアスリートに同じ延長時間を保証するものではありません。 また、疲労困憊までの運動継続時間と 実際のレースタイムは異なる評価指標です。

04 / SCIENTIFIC EVIDENCE — STRENGTH

MUSCLE
ADAPTATION.

運動中のCHO+EAA摂取。
筋タンパク質代謝と長期的な筋肥大への影響。

運動中の栄養摂取は、
筋肉の適応にも関係する。

Bird et al.(2024)は、 筋力・パワー系アスリートにおける CHO、PRO、アミノ酸摂取の研究を整理したレビューです。

32名の若年男性を対象とした研究では、 運動中の摂取条件をプラセボ、CHO、EAA、 CHO+EAAの4群に分けて比較しました。

その結果、CHO+EAA群では、 筋タンパク質分解の間接指標として用いられる 尿中3-メチルヒスチジン(3-MH)の排泄量が 有意に減少しました。

さらに、12週間のレジスタンストレーニング中に 同様の栄養補給を継続した研究では、 CHO+EAA群において筋線維横断面積の増加が報告されています。

BIRD ET AL. / 2024 REVIEW

12 WEEKS.
MUSCLE GROWTH.

+27.1%
TYPE IIa MUSCLE FIBERS

運動中CHO+EAA摂取群における、 12週間のレジスタンストレーニング前後の 筋線維横断面積の増加率。

12-WEEK RESISTANCE TRAINING
CHO + EAA DURING EXERCISE
PRE–POST CHANGE WITHIN GROUP

MUSCLE FIBER GROWTH.

CHO+EAA群の筋線維横断面積の増加率(12週間)
TYPE I
+23.4%
TYPE IIa
+27.1%
TYPE IIb
+20.4%
DATA INTERPRETATION

上記はCHO+EAA群におけるトレーニング前からの増加率です。 CHO単独群に対する上乗せ効果を示す数値ではありません。 また、研究で用いられたEAAと一般的なタンパク質製品は 同一の栄養形態ではありません。

05 / ATHLETE APPLICATION

STRENGTH
& ENDURANCE.

異なる競技に、共通する栄養戦略。

評価項目 STRENGTH / POWER ENDURANCE
競技特性 高い筋出力、トレーニング量、 筋への適応 長時間の運動継続、 疲労への対応
CHOの役割 筋グリコーゲンの維持、 運動中の代謝応答 エネルギー供給、 持久性パフォーマンスの維持
PRO・アミノ酸の役割 筋タンパク質合成に必要な アミノ酸の供給 アミノ酸供給、 回復を見据えた栄養補給
混合摂取の研究結果 CHO+EAA摂取による 筋タンパク質代謝関連指標の改善、 筋肥大の増加 CHO+PRO摂取による 疲労困憊までの運動継続時間の延長
主要文献 Bird et al.(2024) Nielsen et al.(2020)
PPN PERSPECTIVE

競技が違っても、運動中の栄養補給を エネルギー供給だけで終わらせない。

筋力系では筋タンパク質代謝と長期的適応、 持久系では運動継続能力という異なる側面から、 混合摂取の意義が研究されています。

06 / RECOVERY STRATEGY

RECOVERY
STARTS NOW.

回復は、運動が終わってから考えるものではない。

1日に複数回のトレーニングを行うアスリート。 連日、高強度の練習や試合を行うアスリート。

こうした競技環境では、 1回の運動を完遂することだけでなく、 次のセッションに向けて身体を整えることも重要です。

Bird et al.(2024)が紹介した研究では、 運動後のCHO補給によって筋グリコーゲンの回復が促進されました。

CHO SUPPLEMENTATION
91%

運動6時間後の筋グリコーゲン量。
運動前水準に対する割合。

WATER ONLY
75%

運動6時間後の筋グリコーゲン量。
運動前水準に対する割合。

SCIENTIFIC CONTEXT

この比較は運動後のCHO摂取を評価した研究です。 運動中の混合摂取による回復効果を 直接測定した数値ではありません。

THE BIGGER PICTURE

次の練習に備えるための栄養戦略は、 現在の練習中から始まっています。

運動前・中・後を切り離さず、 一連の栄養補給戦略として考えることが重要です。

07 / SOLUTION CONCENTRATION

MORE IS
NOT ALWAYS
BETTER.

栄養素は、配合量だけでなく、 飲料としての濃度も重要。

運動中の栄養補給では、 何を摂取するかだけでなく、 どのような濃度で摂取するかも重要です。

高濃度の炭水化物溶液は、 条件によって胃排出を遅らせる可能性があります。 Bird et al.(2024)が紹介した研究では、 6%CHO溶液と20%CHO溶液の間に 胃排出率の違いが報告されています。

6% CARBOHYDRATE SOLUTION
75%

GASTRIC EMPTYING

摂取20分後の胃排出率。

20% CARBOHYDRATE SOLUTION
45%

GASTRIC EMPTYING

摂取20分後の胃排出率。

PPN FORMULATION PHILOSOPHY

必要な栄養素を、運動中に継続して摂取しやすい形で届ける。

PPNは、栄養素の種類・配合量・溶液濃度・飲用量を 総合的に考えることを重視しています。 なお、上記の数値はCHO溶液の比較であり、 すべてのCHO+PRO飲料に当てはまるものではありません。

PPN PERSPECTIVE

FUEL.
SUPPORT.
ADAPT.

持久系アスリートでは、 CHO+PRO混合摂取による運動継続時間の延長が報告されています。 筋力系アスリートでは、 CHO+EAA摂取による筋タンパク質代謝関連指標の改善や、 長期的な筋肥大への有益な影響が報告されています。

炭水化物には、運動中のエネルギー供給という役割があります。 タンパク質には、筋タンパク質代謝に必要な アミノ酸を供給する役割があります。

この2つを組み合わせることは、 長時間・高強度の運動に取り組むアスリートにとって、 合理的な栄養戦略であるとPPNは考えています。

だからこそ、PPNはINTRA WORKOUTのためのAAAを開発しました。

PRE → INTRA → POST

09 / THE PPN SOLUTION

MEET
AAA.

科学的知見を、運動中の栄養戦略へ。

PPN AAA ALPHA

00X'
AAA ALPHA.

運動中の栄養補給を、 水分補給やエネルギー供給だけで終わらせない。

運動パフォーマンスと筋肉の適応、 そして次のトレーニングまでを見据える。 PPNのINTRA WORKOUT戦略を具体化したAAA。

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SCIENTIFIC REFERENCES

EVIDENCE &
REFERENCES.

本ページの科学的背景となる2つの論文。

  1. Nielsen LLK, Lambert MNT, Jeppesen PB. (2020).
    The Effect of Ingesting Carbohydrate and Proteins on Athletic Performance: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials.
    Nutrients, 12(5), Article 1483.
    DOI ↗
  2. Bird SP, Nienhuis M, Biagioli B, De Pauw K, Meeusen R. (2024).
    Supplementation Strategies for Strength and Power Athletes: Carbohydrate, Protein, and Amino Acid Ingestion.
    Nutrients, 16(12), Article 1886.
    DOI ↗