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11年振りの再テスト
こんにちは。PPNの阿久津です。
7月も終わりますね。今月はワールドゲームズの帯同でアメリカに行っていたこともありあっという間の1ヶ月でした。
先日、ふと本棚に積読されたままの書籍の中から「さあ、才能に目覚めよう新版2.0」に目がとまり約11年振りに2回目のウェブテストを実施しました。
「さあ、才能に目覚めよう」はビジネス書の売れ行き上位ランキングに常に入っているのでご存じの方や会社等でウェブテストを実践したことがある方は多いかと思います。
判定された上位資質5つの内何点か以前のものと変わっているのが意外でしたが、
11年もすると少し資質も変容するということなのかもしれませんね。
結果を以前のものと楽しく見比べました。
たまにこのような機会を設けることは自分を客観視でき「へーっ」と意外な一面に気づけたりして面白いものです。
ご興味のある方にはお勧めです。
才能か環境か?
競技含め、何かしらの自分の強みがわかってどう活かしていくのか?
と次のステップに関して少し自分なりの考えて見ました。
私はかれこれパワーリフティングの世界に20年ほど関わっていますが、「才能があるな」と思った子には何度も出会ってきました。
しかし結局、続けなかった、もしくは続かなかったので良い成績を収める前に辞めてしまった選手をたくさんみてきました。
逆に後発で才能が開花してかなり伸びた選手というのも見てきました。
どちらも結局一言で言うと環境の影響が大きかったといえます。
環境を言い訳にはしたくありませんが、されど良い環境に身を置くことはとても大切なことです。
特に学生から社会人でアマチュア競技を続けていく場合は環境を整えることが何よりも大切です。
小中学生であれば、親が才能に気づいてスポーツ教室に通わせてあげるかあげないか、
どんなスポーツが向いているのか色々試してもらえる、
なんていうことはもう完全に環境要因ですよね。
少し私の話をさせていただきますと、私は大学を卒業して一度一般企業に就職をしました。
しかし「このままだと土日もあまり練習できないので日本チャンピオンになれないな。」と思ってすぐに辞めてしまいました。
その時は何よりも練習できる環境を優先しました。
環境と言ってもそれはハード面だけのことではありません。
その選手に関わる「人」が最終的には最も重要な環境要因とも言えるでしょう。
誰でも話す相手の影響を受けます。
だから長い時間関わる人の存在はとても重要になってきます。
努力の他に必要なものは?
どのような分野に自分の才能があるか分かった。
環境も整えた。
あとは誰よりも努力するだけです。
さらにもう一つエッセンスがあるとすれば?
それは信念しかないと思います。
自分にはできると信じるか信じないか。
えっそんなスピリチュアルなこと?と思われるかもしれませんが、
実は信念は科学的に研究されている分野でスピリチュアルでもなんでもありません。
下記の質問をするとアスリートの方なら腑に落ちるかもしれません。
「自分にはできない。」と思ってチャンピオンになった選手って誰かいるでしょうか?
7月は世界チャンピオンになった選手達の側にいたので、改めて目標達成に必要な要素を考えるとても良い時間を過ごすことができました。
阿久津貴史