トランポリン 土井畑知里選手インタビュー

トランポリン 土井畑知里選手インタビュー

土井畑知里プロフィール

トランポリン競技
三菱電機株式会社所属
第34回世界トランポリン競技選手権 団体1位 個人2位

阿久津

土井畑さん、いつも大変お世話になっております。本日はご多用の中インタビューを受けて頂き誠にありがとうございます。最初に自己紹介をお願いできますか?トランポリンという競技に関しても教えて頂ければ幸いです。

こちらこそ、大変お世話になっております。それでは恐縮ですが、自己紹介させていただきますね。私は4歳の時に、地元大阪でトランポリンと出会い、競技歴は今年で19年になります。大学進学をきっかけに上京し、卒業後は三菱電機に入社して、現在に至ります。トランポリンはシドニーオリンピックから五輪種目になり、日本は初回から出場していますが、未だメダル獲得者はいません。日本人初のメダリストを目指して、競技を続けています。

土井畑知里選手
阿久津

トランポリンを始めたきっかけとトランポリンのキャリアを教えていただけますか?また他のスポーツのキャリアもあれば是非教えてください。

きっかけはよく聞かれますね。誰もが子供の頃に体験したことはあるものの、競技としての認知度は低いのが現状です。兄が通っていた地元の体操教室に競技用のトランポリンがあり、母と送り迎えを行っていたら自然と始めていました。競技を始めるきっかけも、競技コースの選手が可愛がってくれたのが嬉しくて、、仲間入りしたかったんです(笑) 2019年のワールドカップで銅メダルを獲得し、同年の世界選手権では個人銀メダル、団体優勝という結果を残しています。

土井畑千里選手
阿久津

トランポリン競技においてパフォーマンスを高めていくためにはどんな要素が重要になってきますか?

競技練習はもちろんですが、見た目以上にハードなスポーツです。よく、楽しそうに跳んでいるね、と言った声を頂きますが、足首には体重の13倍の負荷がかかっています。そのため、トレーニングしなければ体が壊れてしまうんですね。ウエイトトレーニングでしっかり負荷をかけて土台をつくり、体をコントロールするために体幹トレーニングを行います。加えて、瞬発力・出力を高めるためにパワーマックス使ったりもします。

土井畑知里選手
阿久津

13倍とは凄まじい負荷ですね。トランポリンをしていて一番嬉しかった経験、逆に悔しかった経験を教えていただけますか?それはどのような経験でしたか?トランポリン競技の醍醐味も教えて頂ければ幸いです。

1番嬉しかったのは、2010年のユースオリンピックで銅メダルを獲得したことです。オリンピックのような会場で、緊張の中最高の演技ができた時は、最高でしたね。1番悔しかったのは、2019年の世界選手権ですね。日本人最上位1人にオリンピックの出場権が与えられ、1位が日本人選手だったため、準優勝でもオリンピックの出場権を獲得できませんでした。夢にみた世界選手権の銀メダルがこんなに悔しいとは、、、予想もできませんでした。

土井畑知里選手
阿久津

普段はどのような1週間を過ごされているのですか?知りたい方も多いと思うので差し支え無ければ教えていただけますか?

週5-6回競技練習とトレーニングを行い、2日仕事を行っています。1日オフは週1で必ず取るようにしています。

土井畑知里選手
阿久津

練習時間とトレーニング時間は1日にどのくらいされるのでしょうか?

練習もトレーニングも約2時間ずつです。1日に2回練習することもあります。

土井畑知里選手
阿久津

試合間隔はどのくらいあるのでしょうか?試合に向けてピーキングはされるのですか?もしされるのであればどのような内容でどのくらいの期間されるのか教えていただけますか?

試合間隔は、短ければ1か月、長ければ2-3か月空きます。競技練習は、大会から逆算して計画を建て、ピークをもってくるように調整します。しかし、トレーニングに関しては、大会時に疲れて動けないくらいの方が良いパフォーマンスができるので、ピーキングはしていません。

土井畑知里選手
阿久津

大会時に疲れて動けないくらいの方が良いパフォーマンスができるというのは興味深いですね。この一年はどのような一年でしたか?

この一年は、コロナに翻弄されつつも、今後について自身と向き合う一年でしたね。怪我をしたこともあり、どのように競技生活を終えるか等、進退も含め沢山考えさせられました。

土井畑知里選手
阿久津

選手生活を送る上で大切にしていることはありますか?

先入観や固定概念をもたないこと、自分のこだわりを貫くことは大事にしています。自分の理想を体現していくことにやりがいを感じています。

土井畑知里選手
阿久津

トランポリン選手としての最終目標や夢を教えていただけますか?

オリンピック、世界選手権、ワールドカップで金メダルを獲得するこです。自分の進退を考えた時に、やり切っていないことが目標になりました。もう一つは難度点16点突破することです。15点台が一つの壁ですが、1人が突破すると少しずつ増えてきます。女子の新しい時代を築く先駆者になりたいです。

土井畑知里選手
阿久津

最後にファンの皆さんへメッセージをお願いできますか?

いつも応援ありがとうございます。コロナ禍で、競技ができること、応援していただけることの有り難さを再確認しました。このような状況ですが、自分が今やるべきことを行うことで、少しでも皆様の刺激になれば本望です。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

土井畑知里選手
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