佐竹優典選手 世界パワーリフティング選手権大会銅メダル!

佐竹優典選手 世界パワーリフティング選手権大会銅メダル!

2022年11月14-21日にデンマークのヴィボーで開催された世界パワーリフティング選手権男子66kg級で見事銅メダルを獲得されたPPNアンバサダーの佐竹優典選手からコメントを頂きました。

人生最大の夢であり目標であったワールドゲームズ優勝を達成して、自分でも何か心境に変化があるなのかなと少し思っていましたが、燃え尽きるなどといったことは一切なく、むしろ今まで以上にパワーリフティングが楽しく、より極めていきたいと、モチベーションも高く良い状態で練習に取り組めていました。

世界チャンピオンになることはワールドゲームズ優勝と同様パワーリフティングを始めた頃からの夢だったので、あくまで挑戦者という気持ちで練習に取り組んできました。


8、9月はノーギアの練習をしっかりとやり込み、東京都大会でトータル660kgの自己ベストを出し、いい状態のままピーキングに入ることが出来ていました。


ピーキング自体はベンチプレスの成功率が低かったものの最後は上手くまとまり、怪我もなく全体を通してよい調整はできていたと思います。


今大会の敗因として、大きな実力の差があるとは感じていません。
一つあるのは、今大会に賭ける想いの差だと感じました。


優勝した台湾のシェー選手、準優勝のフランスのハッサン選手からは凄まじい気迫を感じました。


ワールドゲームズでの勝因は自分にそれがあったからだと思います


今回の自分にそれが無かったという訳ではありませんが、自分より彼らの方が少しだけそこが上回っていたのかと思います。


今大会は練習から荒い試技が多く精度は高く無かった(特にベンチプレス)ので、来年に向けてはそこを改善しつつ、更なるフィジカルの強化にも取り組んでいきます。


今回戦った2人とも40歳以上ですが(シェー選手40歳、ハッサン選手47歳)、ここにきてなおベストを更新してくる素晴らしい選手だと、心から尊敬しています。

この素晴らしいライバルのおかげで自分はまだまだ強くなれると、負けはしましたが悔いはなく、清々しい気持ちです。


来年もまた彼らと戦えるのを今から楽しみにして一年間練習を頑張りたいと思います。

今後の目標としてはまずは来年の世界選手権での優勝。


そして今後はクラシック部門にも参戦しエクイップ、クラシック両方の部門での世界チャンピオンを目指していきたいです。


今後とも応援の程宜しくお願い致します!

佐竹優典


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