ドーピング禁止物質の混入検査に関しては検査対象アスリートさん以外は関係ない、と思われる方も中にはいらっしゃるかと思いますが、実は全くそうではありません。
そもそも不用意に含まれている成分が正規に処方されるような医薬成分だったとしても、無駄に摂取したくないですよね。最終製品にドーピング禁止物質が混入したことで選手が陽性になったという事例が発生しているということは、それ以外の処方箋薬,市販薬,不法薬物なども混入している可能性が常に存在しているということです。
スポーツ業界激震の過去事例
過去には処方箋薬に予期せぬ成分が混入していた事件が発生しています。2018年6月にレスリングの全日本選抜選手権に出場した選手が、医師から処方を受けた胃腸治療薬を摂取していたにも関わらずドーピング陽性となり大きなニュースとなった事例があります。この治療薬の中にドーピング禁止物質のアセタゾラミドが混入していました。
サプリメント摂取の場合は長期間にわたって毎日摂取をしますので、上記のようなことが発生していると健康被害にも関わるであろうことは容易に想像がつきます。
WADA禁止物質 298 + 処方箋薬,市販薬,不法薬物 209
730’CASEIN PROTEINのドーピング禁止物質混入検査を担当しているBSCGでは現在、WADA禁止リストにある298の禁止薬物の検査を実施しています。
さらにBSCGでは処方箋、市販薬、そしてスポーツでは禁止されていない不法薬物も含めた209を検査対象としています。
ドーピング検査対象のアスリートさんでなくても、潜在的な薬物の汚染から身を守るには最終製品の検査が必要なことをご理解いただけるかと思います。
安全安心のために
PPNでは引き続き皆さまが安心して製品をお選びいただけますように、安全確保のために全製品全ロットに関して製造後に第三者機関にて禁止物質混入検査を実施し、検査結果を確認してからのみ販売をして参ります。
11月もPPNを何卒よろしくお願いいたします。
阿久津貴史