THC混入リスク

THC混入リスク

今回は話題となっている成分「THC」に関して,BSCGのメールマガジン(タイトル:CBD Contamination Is a Risk.2025年4月18日配信)から抜粋して情報を少し知らせいたします。

■約21%の製品にTHC混入

「CBD製品のラベル表示の正確性を検証した研究」(Bonn-Miller et al. 2017)によるとCBD製品には,THCが約21%の製品(84製品中18製品)から検出されています。もちろんこれは一論文にすぎませんのでご参考までに。

以前からお伝えさせていただいておりますように,アンチドーピング認証プログラムというのはドーピング検査を受けない一般消費者様にとっても「健康被害」を少しでも減らすためとても重要な役割を担います。

 

■BSCG認証は世界で最も多くの禁止物質をカバー

 

BSCGではWADA禁止物質400種類以上に加え、処方薬・市販薬・違法薬物を50種類以上を検査対象リストに含めています。カバー数2番目の認証機関より25%多い範囲をカバーしています。

「BSCGアンチドーピング認証」はアスリートだけでなく、すべての消費者にとって安全の証です。

最終製品が認証されていなければ、確認されていないのと同じと考えていただくのが最も安全です。
 
製品に「アンチドーピング」と書かれていても認証マークのついていない製品は検査をされていない可能性も考えられますので十分にご注意ください。

参考文献

Bonn-Miller MO, Loflin MJE, Thomas BF, Marcu JP, Hyke T, Vandrey R (2017) Labeling Accuracy of Cannabidiol Extracts Sold Online. JAMA 318:1708-1709 doi: 10.1001/jama.2017.11909


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