プロテインの選び方のポイント

プロテインの選び方のポイント

プロテインで気をつけたいのが選び方です。自身の体質や味覚に合わないプロテイン、目的とかけ離れたプロテインは避けないといけません。初めての方にも役立つ、プロテインの選び方をご紹介します。

プロテインの選び方のベースは「原料選び」


プロテインは、たんぱく質を効率よく、確実に摂取するために作られた栄養補助食品です。だからこそ、選び方でまずこだわるべきは「たんぱく質の原料が何か?」でしょう。原料によって、プロテインの用途や性質は異なります。

ホエイプロテインの特徴


乳清を原料にした「ホエイプロテイン」は市場に多く、入手しやすいプロテインと言えます。

    • たんぱく質の消化と吸収が速い。

    • アミノ酸の供給が長続きしない。

    • 水に溶けやすい。


カゼインプロテインの特徴


「カゼインプロテイン」の原料は牛乳の固形たんぱく質。同じ牛乳由来のホエイプロテインとは違った性質を持っています。

    • たんぱく質の消化と吸収に時間がかかる。

    • アミノ酸の供給時間が長い。

    • 水に溶けにくい(ここが利点になる)。

    • 腹持ちがよく、満腹感を得られる。


効果が長続きするカゼインプロテインは、トレーニング前後や寝る前、食間の摂取に持ってこいといえます。じつは、カゼインだけのプロテインは多くありません。ホエイとの混合プロテインが広く流通しています。

ソイプロテインの特徴


大豆が原料の「ソイプロテイン」は、植物性のプロテインです。

    • たんぱく質の消化と吸収に時間がかかる。

    • アミノ酸の供給時間が長い。

    • 健康によいとされるイソフラボンとサボニンを含んでいる。


ダイエットや美容が目的の女性にはソイプロテインがいいでしょう。

これで大丈夫!プロテインの正しい選び方


原料が決まったら、具体的なポイントを比較して、自身に合うプロテインを選びましょう。

「何を重視するか?」


プロテインの価格は、1kgあたり3,000円から10,000円と幅があります。何でこんなに価格が違うのでしょうか?それは・原料コスト・製造工場のコスト(管理体制がしっかりしているほど当然高くなります)・ドーピング検査を実施しているか?などの違いによります。何を重視するかはよく考えた方がいいでしょう。

プロテインの品質については、次の項目をチェックするとよいでしょう。

    • たんぱく質含有量…プロテイン全体に対するたんぱく質の量は、70%以上を目安にしたい。*ホエイプロテインやカゼインプロテインだけの製品の場合はたんぱく質含有量が70%台というのは非常に低い値です。ペプチド系プロテインはたんぱく質含有量に関してはよく精製されたホエイやカゼインには敵いませんがたんぱく質の分解度という意味では圧倒的に勝りますのでたんぱく質含有量だけにとらわれてはいけません。ノンフレーバーか、フレーバー有りかでもたんぱく質含有量は差が出ます。同じ原料を使用しているならノンフレーバーが最もたんぱく質含有量が高くなります。

    • アミノ酸スコア…必須アミノ酸の含有率を数値化したもの。100点なら、すべての必須アミノ酸がバランスよく含まれている。

    • 脂質、炭水化物、ナトリウムなどの量...プロテインサプリメントを摂取する場合は左記にあげた栄養素は同時にあまり摂りたくありません。左記にあげたものの量によって精製度のレベルも判断できます。当然少ない方が理想です。ただし上記で説明したようにペプチド系は別物です。


プロテインの成分を調べる


商品のパッケージに載っている成分表を見れば、どのような成分がどれだけ含まれているかを確認することができます。ビタミンやミネラルも含まれているかもチェックしましょう。安さが売りのプロテインにはプロテインの吸収を助けるビタミン群が含まれていなかったり原料名を記載するためだけに少しだけ含まれていることがよくあります。このような細かい部分まで見るとメーカーの考えがよくわかります。

プロテインに添加されることの多い栄養素を挙げます。選び方の参考にしてください。

    • BCAA…必須アミノ酸の「バリン」「ロイシン」「イソイロシン」。筋肉の分解を防ぐ。

    • クレアチン…アミノ酸の一種。持久力を高めるなどの効果がある。

    • グルタミン…アミノ酸の一種。免疫力や疲労への効果が期待できる。

    • クエン酸…筋肉の痛みや疲れを和らげる。


体質に合わないものは選ばない


牛乳や大豆は食物アレルゲンを含んでいます。アレルギーを発症する恐れがある場合は、これらが原料のプロテインは避けたほうがよいでしょう。

たんぱく質を大量に摂取すると、消化の問題を引き起こすことがあります。そのリスクはソイプロテインのほうが低いようです。お腹は弱いけど「筋肉をつけたい!」という方は、WPI製法のホエイプロテインや分解度の高いペプチド系を使うとよいかもしれません。

飲みやすいプロテインを


以前はプレーンタイプがほとんどでしたが、最近はフルーツ味やココア味など、フレーバーつきのプロテインが増えました。お好みの味を選びましょう。「まずい!」と感じるものでは長続きしません。美味しすぎても逆に飽きるという意見もあります。

水に溶けやすいプロテインなら、水だけで気軽に飲むことができます。

トップアスリートのためにあるPPNのプロテイン


プロテインは薬ではありません。一時的に飲むだけで効果を得るのは無理。定められた摂取の仕方を守りながら、毎日飲み続けて、ようやく効果を得ることができます。今回紹介した選び方を参考に、ベストなプロテインを選んでください。

ペプトフォース

PPNでは、ペプトフォースをはじめ、最高品質の素材を使った最高レベルの効果を得られるプロテインを提供し続けています。大事なのは、価格よりも効果。最高のパフォーマンスのためなら、妥協はしません。

その姿勢こそ、まさに「アスリート・ファースト」。PPNの最高級プロテインを、ぜひお選びください。

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