PPN / HOW TO USE / 03

NUTRITION STRATEGY

POST
WORKOUT.

DON'T WAIT
UNTIL IT'S OVER.

運動後の栄養補給を考えるなら、
まず、運動前・運動中から。

トレーニングを終えた瞬間だけで、栄養戦略は決まりません。 運動前の食事、運動中の補給、そして次のセッションまでの時間。 その流れ全体から、回復を考える。

PPNではスポーツ栄養学の知見を元にPRE・INTRAを重視し、 POSTへとつなぐワークアウトニュートリションを提案します。

03 / AFTER TRAINING SCROLL TO EXPLORE ↓

01 / THE PRINCIPLE

BEYOND THE
ANABOLIC
WINDOW.

「ゴールデンタイムと言われる運動後30分」だけを、栄養補給の基準にしない。

運動後にタンパク質を摂ることは、 筋タンパク質合成を支える方法の一つです。 ただし、30分を過ぎると筋肥大の機会が失われるという 厳密な締め切りは科学的には確立されていません。 [1] [2]

運動前の食事に含まれるタンパク質は、 内容や摂取時刻によって、運動後にもアミノ酸を供給します。 運動終了時刻だけでなく、 最後の食事からどれくらい経って運動やトレーニングをしているか?という視点も、 補給を判断する重要な手がかりになります。 [2]

02 / SCIENTIFIC EVIDENCE

WHAT DOES
THE EVIDENCE
SAY?

5 / 6 STUDIES / REPORTS

運動前と運動後のタンパク質摂取を、
直接比較した研究から。

CasusoとGoossensによる2025年のメタアナリシスは、 4週間以上の介入を行った5研究・6報告を対象に、 タンパク質を運動前に摂る場合と運動後に摂る場合の トレーニング適応を比較しました。 [1]

除脂肪量とチェストプレス筋力では有意差がなく、 レッグプレス筋力では運動前群に有利な結果が得られました。 ただし、後者の解析は2研究に限られます。

PRE- VS. POST-EXERCISE PROTEIN / Casuso & Goossens, 2025
評価項目 比較結果 p値
除脂肪量 統計学的に有意な差なし 0.641
チェストプレス筋力 統計学的に有意な差なし 0.653
レッグプレス筋力 運動前群に有利。ただし2研究の解析 0.048

p値は効果の大きさを示すものではありません。 上肢と下肢の効果差を検証したサブグループ解析では、 有意差は認められませんでした(p = 0.07)。 原著論文 ↗

03 / TWO DIFFERENT GOALS

REFUEL.
REBUILD.
THINK BEYOND POST.

運動後に必要な、2つの栄養補給。
その役割を理解した先に、運動中から摂る理由がある。

運動後の栄養補給には、 消費したエネルギー貯蔵量を回復させることと、 筋肉の修復・適応を支えることという、 2つの重要な役目があります。 まず、その中心となる炭水化物(CHO)と タンパク質(PRO)の役割を整理します。

01 / CARBOHYDRATE / GLYCOGEN RESTORATION

REFUEL.

炭水化物で、
筋グリコーゲンを回復させる。

炭水化物は、運動によって減少した筋グリコーゲンを 回復させるための主要な栄養素です。 特に、数時間後に次の練習や試合がある場合には、 運動後から速やかに補給することが重要になります。 [3]

ここでの目的は、 次の運動に使うエネルギーを再び蓄えること。 必要量と補給の急ぎ方は、 運動による消費量や、次のセッションまでの時間で変わります。

02 / PROTEIN / MUSCLE REPAIR & ADAPTATION

REBUILD.

タンパク質で、
筋肉の修復・適応を支える。

タンパク質は、筋タンパク質合成に必要な 必須アミノ酸を供給します。 運動後の摂取は、 トレーニングによって高まる合成反応を支える方法の一つです。 [3]

ここでの目的は、 筋肉の修復と、継続的なトレーニングへの適応を支えること。 長期的な筋肥大・筋力向上には、 運動刺激と日々の十分な栄養摂取の積み重ねが必要です。 [1] [3]

COMBINED NUTRITION / POST WORKOUT

CHO + PRO.

回復と適応を一緒に考えるなら、
炭水化物とタンパク質を組み合わせる。

役割の異なる2つの栄養素を、 別々の選択肢として捉える必要はありません。 CHO+PROの混合摂取は、 エネルギー貯蔵量の回復と筋タンパク質合成を、 一つの補給で支えるための戦略です。

ISSNのポジションスタンドでは、 運動後のCHO+PRO摂取によって、 炭水化物単独より筋グリコーゲンの回復が 良好だった研究が紹介されています。 また、迅速な回復が必要な場面の選択肢として、 炭水化物とタンパク質の併用が挙げられています。 [3]

特に、炭水化物の摂取量が十分でない条件では、 タンパク質の追加によって グリコーゲン再合成が促進された報告があります。 一方、炭水化物を十分に摂取した条件では、 追加による上乗せ効果が認められない研究もあります。 [3]

PPNは、POSTで回復と適応の両方を目指す場合、 CHO+PROを組み合わせることを基本の選択として提案します。 それは、すべての指標で単独摂取を上回ると 一律に断定することではなく、 2つの役目を同時に満たすための実践的な考え方です。

FROM RECOVERY TO PERFORMANCE

WHY WAIT
UNTIL IT'S OVER?

しかし、今行っている運動の
パフォーマンスまで考えるなら。

運動後の補給は、終了した運動からの回復と、 次のセッションへの準備を支えます。 しかし、 運動が終わってから摂る栄養素を、 すでに終えた運動中のエネルギー供給に使うことはできません。

現在のセッションで高いパフォーマンスを目指すなら、 運動前に栄養状態を整え、 運動中にも必要な栄養素を供給する視点が欠かせません。 ここで、CHO+PROの混合摂取は、 回復のためだけでなく、 運動中のパフォーマンスを支える戦略になります。

Nielsenら(2020)は、 複数の研究結果をまとめて分析した研究で、 運動中にCHO+PROを摂取した9試験・121名のデータを統合。 CHO単独と比較して、 疲労困憊までの運動継続時間が平均8.53分長い という結果を報告しました。 [5]

THE PPN POSITION

POSTで組み合わせる。
パフォーマンスを目指すなら、INTRAから。

PPNが提案するのは、 運動後の回復だけで完結しない栄養戦略です。 長時間・高強度の運動で、 現在のパフォーマンスと、その後の回復・適応を見据える。 そのために、PREで準備し、 INTRAでCHOとPROを組み合わせて補給することを 強く推奨します。

「終わった後に何を摂るか」の前に、 「運動中に何を供給するか」を決める。 これが、PPNがPRE・INTRAを重視する理由です。

炭水化物でエネルギーを供給し、 タンパク質でアミノ酸を供給する。 両方を運動中から届ける考え方を、 PPNは00X' AAA+ALPHAで具体化しています。

必要な補給量は、運動の種類・強度・継続時間、 運動前の食事、胃腸の耐容性によって異なります。 引用研究はCHO+PROなどの栄養戦略を検討したものであり、 AAA+ALPHAそのものの効果を検証した試験ではありません。

04 / WHEN TIMING MATTERS

CONTEXT
CHANGES
THE STRATEGY.

POSTの優先度は、
その日の条件で変わる。

食事の間隔、運動時間、次の練習までの時間。 状況に合わせて補給計画を調整します。 [2] [3]

  1. 運動前に十分な食事を摂っている

    食事の内容と時刻を踏まえて、運動後の食事を計画。 終了後の数十分だけに過度にこだわる必要性は小さくなります。

  2. 長時間の空腹状態で運動した

    運動後はタンパク質とエネルギーの補給を早めに検討。 次回はPREから補給できるよう、食事の段取りも見直します。

  3. 数時間後に、次のトレーニングがある

    速やかな炭水化物補給を重視。 水分補給も含め、短い回復時間に合わせた計画が必要です。

  4. 運動後すぐには食事を摂れない

    携帯できる補給手段を準備。 PRE・INTRAで摂った量も含め、食事までの不足分を考えます。

05 / THE BIGGER PICTURE

DAILY
INTAKE
MATTERS.

1回の補給を、
1日の栄養計画の中に置く。

タイミングを調整する前に、 まずは1日の必要なエネルギーとタンパク質を確保する。 食事を基盤に、運動前後の補給も含めて全体を設計します。 [3]

Mamerowら(2014)は、健康な成人8名を対象に、 タンパク質を3食に均等配分する条件と 夕食に偏らせる条件を比較。 総摂取量をそろえた条件で、 均等配分時の24時間の筋タンパク質合成率が高いと報告しました。 [4]

ただし、この短期の代謝研究だけで、 長期的な筋肥大効果やすべての競技者に最適な配分が 確定したわけではありません。

06 / THE PPN PHILOSOPHY

NUTRITION
IS A
CONTINUUM.

PREから整え、INTRAで支え、POSTへつなぐ。

PPNが重視するのは、運動が終わる前からの準備です。 開始前の食事状況を確認し、 運動の強度や継続時間に合わせて運動中の補給を組み立てる。 そして運動後は、次のセッションに向けて必要な栄養を補います。

01 / BEFORE TRAINING

PRE.

食事の間隔と内容を確認。 必要に応じて、運動前からアミノ酸やエネルギーの供給を計画する。

PRE WORKOUTを読む ↗

02 / DURING TRAINING

INTRA.

長時間・高強度の運動では、 水分・炭水化物の補給に加え、アミノ酸供給も検討する。

INTRA WORKOUTを読む ↗

03 / AFTER TRAINING

POST.

ここまでの摂取量を踏まえ、 タンパク質とエネルギーを補い、次の運動に備える。

07 / THE PPN STRATEGY

START BEFORE.
CONTINUE DURING.

運動前・運動中の補給を、具体的な選択へ。

運動前のアミノ酸補給には001' PEPTO FORCE 3.1。 運動中の補給計画には00X' AAA+ALPHA。 食事とトレーニングの条件に合わせて、 PPNのPRE・INTRA戦略を組み立ててください。 運動やトレーニング開始前の食事から長時間経過している場合、001'PEPTO FORCE 3.1でタンパク質を速やかに補給。 もしその必要性がないのであれば運動中やトレーニング中に00X'AAA+ALPHAをご活用ください。

摂取量・作り方・原材料・アレルゲンなどは、 各商品ページおよび製品表示をご確認ください。 必要な補給量は食事内容、運動の種類・強度・継続時間によって異なります。

09 / SCIENTIFIC REFERENCES

EVIDENCE &
REFERENCES.

本ページの科学的背景となる文献。 各研究の対象・摂取条件・評価指標は異なります。

  1. Casuso RA, Goossens L. (2025).
    Does Protein Ingestion Timing Affect Exercise-Induced Adaptations? A Systematic Review with Meta-Analysis.
    Nutrients. 17(13):2070.
    DOI: 10.3390/nu17132070 ↗
  2. Aragon AA, Schoenfeld BJ. (2013).
    Nutrient timing revisited: is there a post-exercise anabolic window?
    Journal of the International Society of Sports Nutrition. 10:5.
    DOI: 10.1186/1550-2783-10-5 ↗
  3. Kerksick CM, Arent S, Schoenfeld BJ, et al. (2017).
    International society of sports nutrition position stand: nutrient timing.
    Journal of the International Society of Sports Nutrition. 14:33.
    DOI: 10.1186/s12970-017-0189-4 ↗
  4. Mamerow MM, Mettler JA, English KL, Casperson SL, Arentson-Lantz E, Sheffield-Moore M, Layman DK, Paddon-Jones D. (2014).
    Dietary protein distribution positively influences 24-h muscle protein synthesis in healthy adults.
    The Journal of Nutrition. 144(6):876–880.
    DOI: 10.3945/jn.113.185280 ↗
  5. Nielsen LLK, Lambert MNT, Jeppesen PB. (2020).
    The Effect of Ingesting Carbohydrate and Proteins on Athletic Performance: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials.
    Nutrients. 12(5):1483.
    DOI: 10.3390/nu12051483 ↗
  6. Bird SP, Nienhuis M, Biagioli B, De Pauw K, Meeusen R. (2024).
    Supplementation Strategies for Strength and Power Athletes: Carbohydrate, Protein, and Amino Acid Ingestion.
    Nutrients. 16(12):1886.
    DOI: 10.3390/nu16121886 ↗