クレアチンに期待される効果と言えば「瞬発力」「最大筋力」「パワー」といった10秒以下の短時間パフォーマンスアップではないでしょうか?
ジム通いをされる方であれば、クレアチン摂取によりベンチプレスのマックスが伸びることを期待して飲まれる方も多いと思います。
クレアチンを摂取すると、筋内クレアチン量が約20-30%増加します。
結果的に、筋肉を動かす元であるATPの再合成に、クレアチンリン酸を必要とする短時間パフォーマンスへ効果があることが、山のような研究で明らかとなっています。
そして、それ以上に注目したいのは、なんと言っても上記のような短時間パフォーマンスからの回復力の向上、耐久力の維持という側面です。
クレアチンを摂取すると、短時間の高負荷運動や高速運動を何度も反復するという際に、後半のセットでのパフォーマンス維持力が高まります。
「Low-dose creatine supplementation enhances fatigue resistance in the absence of weight gain」
この効果こそ、クレアチンを摂取する最大の意義です。
トレーニング、または練習の中盤から後半にかけて、高いパフォーマンスレベルを保てるということは、総仕事量も大幅に高まります。中・長期的な視点で捉えるとこの差が、大きなパフォーマンスアップの違いとして現れます。
PPNではローディングを推奨せずに、毎日3gの継続摂取をお勧めしている理由が、クレアチンのこの作用を最大に利用していただくためには少量の継続摂取が理想と考えているためです。
クレアチン摂取によって筋肉量が増えるという効果も、中・長期的に考えると、やはりトレーニング後半でも重量を維持できたり、反復回数を維持できることで、結果的に総仕事量をこなせることによる結果です。
追伸:近年、クレアピュアを用いた中高年の筋力維持向け商品で機能性表示を取得した製品などもあり、アスリート以外にも摂取が広がっているようです。
クレアチンその他の記事1:クレアチンはe-sportsにも活用できる
クレアチンその他の記事2:クレアチンとリハビリテーション
クレアチンその他の記事4:クレアチン/気になること(肉離れ・腎臓・クレアルカリン)/その他
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