牛乳が原料のタンパク質、カゼインの正体とは?

牛乳が原料のタンパク質、カゼインの正体とは?

牛乳に含まれるタンパク質は、カゼインとホエイの2つに分けられます。プロテインの原料としてのシェアはホエイにゆずるカゼインですが、どのような特徴を持つタンパク質なのでしょうか?

牛乳タンパク質の固形物が「カゼイン」


牛乳のタンパク質のうち、8割が固形物のカゼイン(乾酪素)、2割が液体のホエイ(乳清)です。カゼインは牛乳だけでなく、ヒトの母乳にも含まれているのはご存知でしょうか。カゼインはリン酸化タンパク質の一種で、カルシウムやナトリウムと結びつきやすい性質を持っています。

カゼインの長所は?


カゼインで見逃せないのは、その栄養価の高さ。体内で生成できない必須アミノ酸のすべてをカゼインは含んでいます。

カゼインの短所は?


食物アレルギーのなかでとくに多いのが「牛乳アレルギー」。その原因が、カゼインの成分のひとつである「αカゼイン」とされています。

また、消化と吸収がともに速いホエイに比べると、固形物であるカゼインは時間がかかってしまいます。しかし、プロテインとしては、これがカゼインの長所につながるのです。

乳製品だけではない? カゼインの用途


固形のタンパク質であるカゼインは、どのようなものに使われているのでしょうか?

牛乳・乳製品


当然ながら、牛乳やチーズなどの乳製品にはカゼインが含まれています。じつは、牛乳からカゼインを分離するのは難しくはありません。

温めた牛乳にレモン汁か酢を混ぜれば、白い塊(カゼイン)を取り出せます。これがそのまま、何になるかわかりますか?熟成させずに作るフレッシュチーズの代表格、カッテージチーズです。

カゼイン樹脂(カゼインプラスチック)


先ほどの白い塊を熱して乾燥させると、カゼイン樹脂になります。合成樹脂(プラスチック)の歴史は1835年に始まったのですが、カゼイン樹脂は1898年にドイツで発明されました。

カゼイン樹脂は、自然に廃棄できる「生分解性プラスチック」です。環境にやさしい素材であるだけに、今後、注目が集まるかもしれません。

食品添加物


タンパク質やカルシウムの摂取が目的の栄養補助剤として利用されています。カゼインナトリウムは、水と油を混ぜる乳化剤になりますし、缶コーヒーやアイスクリームなどにも使われています。

工業製品


「プロミックス」という繊維はご存知でしょうか? カゼインとアクリロニトリルを原料に、東洋紡が開発しました(現在は生産中止)。絹のような素材です。カゼインはほかにも、皮革用塗料や接着剤の原料になっています。

効果が長続きするカゼインプロテイン


カゼインを使ったプロテインには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

タンパク質の供給時間が長い


消化と吸収にかかる時間は、ホエイが約2時間なのに対し、カゼインは約7時間もかかってしまいます。アミノ酸をすぐに補給したいのなら、ホエイプロテインのほうがよいでしょう。

しかし、ホエイプロテインの効果は長続きはしません。長続きするのはカゼインプロテインのほうです。血液中のアミノ酸濃度を長い時間にわたって高く保てるのは、カゼインならではの長所です。

グルタミンを多く含んでいる


グルタミンはアミノ酸の一種で、免疫力の向上や筋力の増強によいとされています。このグルタミン、プロテインに含まれていたら役立つと思いませんか?じつは、カゼインには豊富に含まれているのです。筋肉量アップに励まれている方は見逃せません。

タンパク質の含有量も質も高いPPNの「カゼインプロテイン」


国内で流通しているプロテインで一番多いのはホエイプロテインです。同じ牛乳タンパク質が原料なのに、カゼインのプロテインは多くはありません。ホエイと組み合わせたプロテインのほうを店頭でよく見かけるように感じます。

PPNのカゼインプロテイン

「カゼインだけの商品がほしい」という方におすすめしたいのが、PPNの「カゼインプロテイン」。純度の高い最高級のカゼインのみを使い、飲みやすさにもこだわっています。きっと、ご満足いただけるでしょう。

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